心を整える

あなたのVAKは?

いきなりVAKという意味不明な言葉を使ってしまいましたが、これはいわゆる五感のことです。

VAKとは、NLPという心理学分野の用語なのですが、V(視覚)、A(聴覚)、K(体感覚)の英語表記の略称です。

いわゆる五感のうち、触覚・嗅覚・味覚を「体感覚」とひとくくりにしていますが、体感覚とは、目や耳でなく、体で感じる感覚と理解してください。

五感が眠りに直接的に関係するわけではありませんが、人それぞれ、どの感覚が鋭く、どの感覚が鈍いというのが違っています。

あなた自身の感覚の優位性、つまりあなたにとってどの感覚で感じやすい傾向があるかを知ることによって、あなたの心理的なとらえ方の特徴がわかります。

また、それはあなたの得意分野にもつながっていますから、職種を選んだり、好きなことを見つけたり、また習慣を変える際にも役立ちます。

ちなみに、簡単なVAKの優位性の診断ができるページがありますので、下のサイトにアクセスして、ご自身でやってみてください。

https://www.nlpjapan.co.jp/sp/visual.html

どの感覚が一番優位だったでしょうか?

実際には、上のテストで診断するよりも、実生活において、自分がどの感覚をいつも重視しているのか、ということを感じ取る方が正確です。

テストはあくまで目安なので。

日頃からあなたの感覚を意識して、視覚が強いのか、聴覚が強いのか、体感覚が強いのかを感じるようにすると、分かると思います。

また、これはどれか一つだけが強いというのではなく、視覚も体感覚も強い人などもいらっしゃいますので、私はV(視覚)タイプだと決めつける必要はありません。

誰でもそれぞれに五感で感じるわけですから、強弱は、相対的なものです。

「私はどの感覚が比較的強いのか」

というとらえ方が大切です。

そして、その得意な感覚を日常生活、つまり、仕事や学びなど、そういうところに生かせると良いでしょう。

例えば、視覚優位な方は、視覚やイメージをよく使う仕事をしたり、学びの方法として視覚を利用するものが良い可能性があります。

聴覚優位な方でしたら、人の話を聴く仕事、また学びにも聴覚を利用するのが良いでしょう。

体感覚優位な方は、体を使う仕事をしたり、また学びも体を使う方法が良いでしょう。

他にも色々な利用の仕方がありますが、それはまた別の機会に書きたいと思います。

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