心と体はひとつながり、というお話です。
人間であれば、誰しも人生の中で色々な悩み
や不安を抱えたりしたことがあると思います。
今も、もしかしたらあなたも色々な悩み、不安を持っていらっしゃるかもしれません。
ここで、過去にあなたがひどく悩んでいた時のことを、今、しっかりと思い起こしてください。そして、あたかも、今再びあなたがそのことで悩んでいる状況をイメージしてみてください。
そして、あなたが悩みをしっかりと思い起こしてイメージしている時、どんな姿勢でしたか?
上を向いていましたか?
胸を張っていましたか?
恐らくほとんどの方は、しょぼんとして下を向いてうつむき加減で、肩が前に出て背中が丸くなり、胸も縮こまっていたのではないでしょうか?
これは、悩む時の姿勢です。
体と心はひとつながりですから、このようになるのです。
逆に今度は、あなたの目の前に希望が満ちてきて、やる気いっぱいになっているところをイメージしてみてください。
今度は、恐らく顔も上の方を向いて、胸が開いてきたのではないでしょうか?
これは、希望の姿勢です。(笑)
これをあべこべにしたら、
例えば、上を向いて胸を張った状態で、悩んでみてください。
しっかり悩むことができますか?
また、下を向いてうつむいて、胸を縮こませて背中を丸くして、希望に満ちあふれてみてください。
そのような気持ちになれましたか?
これをうまく利用すれば、落ち込んできたり、不安がつのってきたり、悩みがふつふつと湧いてきたような時、
もちろん、一時はしっかりと自分の感情と向き合うことはとても重要ですが、それが固定化してしまうと、常にそのようなネガティブな状態になってしまうので、これは良くないです。
なので、このような状態だとあなたが気づいたら、視線を上げて、胸を張ってゆったりと過ごしてみることです。
体が変わると、心も変わってきます。
よく通勤中に、朝から下を向いて歩いている方を見かけますが、やはり、視線の高さや姿勢は意識して、一日を気分よく過ごしたいものです。
ぜひあなたも役立ててみてください。