嗅覚というのは、人間の五感の中では最も原始的な感覚であり、また本能的な感覚と言われています。
「危険な香り」「鼻が利く」「うさん臭い」などと言ったりしますが、匂いという感覚は、単に「におい」というわけではなく、人間にとっては危険の察知であったり、食べ物を探したり食べても良いかを判断するための感覚だったり、また異性を感知する感覚でもあるのでしょう。
人間の生存本能や種族保存本能といった、人間の本能的な感覚と直接的に結びついているのが、嗅覚というわけですね。
また匂いの好き嫌いは人それぞれだと思いますが、匂いによって、気分が良くなったり気分が悪くなったり、またリラックスできたり苦しくなったりします。
食べ物の匂いで食欲が湧いてきたり、自然の匂いで気分がスッキリしたり、異性の匂いにうっとりするといった感じは、誰しも経験されたことがあるでしょう。
良い眠りを得るためにも、積極的に嗅覚を利用するのは良いアイデアだと思います。
積極的に嗅覚を刺激すると、眼の疲れも取れる効果かあります。
特に、昼間に目を酷使している方は、夜は目を休めるために積極的に鼻を使うとリラックスしやすいかと思います。
お香を焚くとか、アロマオイルを焚くとか、花を飾るとか、好みは人それぞれです。
リラックスするには何が良いのかとか、頭で選ぶのではなく、あなたご自身の感覚で、その時に欲するものを選ぶことです。
ちなみに、私自身は、夜寝る前や朝起きてからしばらくの間、お香を焚くのが好きなので、よく利用しています。
あなたも嗅覚を積極的に刺激してみて、ご自身の気持ちや感覚がどう変化するかを楽しんでみてはいかがでしょうか。