あなたは毎朝、目が覚めたらサッと起きていますか?
目覚まし時計で起こされて、まだ眠たいので一度目覚ましを止めて、また寝てしまう、いわゆる「二度寝」をしていませんか?
二度寝しているときは、案外気持ちいいのでつい習慣的になってしまっている人もいらっしゃるかもしれません。
私も以前は二度寝をよくしていました(笑)
でも、もし眠りを良くしたい、眠りを改善して深く眠りたいと感じているならば、二度寝にはかなりの弊害があります。
あなたは、二度寝して起きたあと、妙に体がだるいとか、なんだかスッキリしないなと感じたことはありませんか?
実は、二度寝をするとかえってスッキリしないことにつながります。
私はそういう感覚が顕著です。なので二度寝はしないようにしています。
私が実践している野口整体的な考え方では、二度寝をすると色々な弊害があると言われています。
一番の弊害は、二度寝を常習化していると、体がたるんでしまうことです。
そして気持ちも同様にたるんでしまう。
これはどういうことかと言うと、行動力が落ちてしまうということです。
考えたことをなかなか行動に移せなくなる。
そんな体になってしまうと言われています。
二度寝を常習化している方は、後頭部の首の上あたりの皮膚がつまめるくらい、皮膚がたるんでいるという特徴があります。
ここの部分は、つまめないくらい皮膚が張っているのが理想的です。
たかが「二度寝」と思うなかれ。
二度寝はついクセのようになってしまいがちですが、人の体から見れば、二度寝が習慣になってしまうと、意欲があっても行動できない体になってしまうわけですから、良いことはありません。
二度寝をしないためには、どうすれば良いでしょうか?
長年の習慣になってしまっている場合は、意識的に我慢するというのはなかなか難しいかもしれません。
やはり、眠りの質を良くするような対処法、そして心掛けによって地道に生活習慣を変えていく必要があるでしょう。
意識して二度寝をやめられるという方は、明日からでも二度寝をやめるようにしましょう。
朝目が覚めたら、サッと起きる。
それが目覚まし時計でセットした時刻より早くても、サッと起きることが大切です。
それでもし昼間に眠たくなったときは、15〜30分程度仮眠すれば良いのです。
眠くなった時の短時間の仮眠は、疲れを取ることに役立ちます。
二度寝とは全く違います。
ぜひ心に留めておきましょう。