カラダを整える

自分自身の健康観を持つ

あなたは、ご自身の健康に対する確固とした信念や、健康観といったものをお持ちですか?

また、あなた自身の健康の理想像は明確ですか?

人によっては、80歳まで長生きすることであったり、いや今の時代、100歳まで長生きすることを目標にしている人もいるでしょう。

もしくは、何歳まで生きるとかそんなことは考えずに、今をとにかく充実させて元気な毎日を送ること、という考えの方もいらっしゃるでしょう。

人それぞれ考え方は違うと思います。

私自身は、何歳まで生きるとか、将来のことを考えるよりは、今この瞬間、そして毎日を精一杯やりたいことをやって生きる、充実させる、ということを念頭において、「今」にフォーカスしています。

やはり、今をいかに積極的に、主体的に、自分が生きるか、ということが一番大切であり、それを毎日実践していけば、自ずと将来も溌剌とした生活を継続できるのではないでしょうか。

今、だらだらと過ごしていたり、やりたいことをやらずに先延ばしにするような生活をしていたのでは、長生きしたとしても、この先ずっと今のままの生活の延長になるだけで、

却って体力も衰えてしまって、後で後悔することになってしまうのではないでしょうか。

私は、その意味では、今をしっかりと生きる、楽しく生きることを最優先に考えています。

そして、私自身の健康観ということで言えば、「野口整体」を学び実践した中で影響を受けたことがとても大きいのですが、自分の軸となる考え方は持っています。

やはり、健康は自分の内側にあるもので、決して外にはあるのではありません。

病気にかかったときに、いかに良い医者に行くとか、良く効く薬や健康食品を飲むとか、そのようなものに頼ることは、自分の力を信頼せずに、外部の力に頼りきってしまうことになるわけです。

これでは、自分の内側の力はいつまでたっても強くはなりません。

やはり、自分の内側にある力、いわゆる自己調整機能とか、自然治癒力とか呼ばれるものを強くするには、外に頼らず、自分の力を高めるように心がける必要があると思っています。

それは、何も難しいことはありません。

何か不快な症状が起きたとしても、安易に薬に頼ることはせず、自分の力で自然に経過させることを見守るのです。

その過程では、多少不快な時間を過ごすことになるかもしれませんが、人には誰しも自己調整機能を本来持っているので、それを自分が本当に信頼しさえすれば、その力は現れてきます。

そういう力を育てていくことが大切です。

私のテーマである、「眠りを良くする」ということについても、「自分を信頼する」ということはとても大切なキーワードになってきます。

ぜひあなたも、あなた自身の健康観をしっかりと持つことをお勧めいたします。

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