あなたは過去にどんな「失敗」をしてきましたか?
大きなイベントで言えば、
高校受験、大学受験、就職試験などの試験に不合格したことであったり、
恋人との破局、離婚など、パートナーと別れたことであったりと、
色々あるかもしれません。
確かに、このような事態が自分に降りかかってきたとき、その結果を自分でしっかりと受け止めることはとても大切です。
また、大きなことではなく、ちょっとした失敗などを考えると、あなたでも、
例えば
会社に遅刻したとか、
納期に間に合わなかったとか、
誰かに迷惑をかけてしまったとか、
それこそ
頻繁にあるでしょう。
そうしたときに、いつもいつも、
「失敗しちゃった」
「イカン」
「何でいつもこうなんだろう」
などと考えてしまうと、
実は「うまくできない自分」というネガティブなイメージが、毎回、あなたの潜在意識にすり込まれていくことになります。
これが積もってくると、何か難しいと思った時に、それをやる前から「できない自分」のイメージが潜在意識から出てきて、本当にできない結果につながることになるわけです。
私が心理学を学んでいるときに何度も何度も教えられた言葉に、
「失敗はない。あるのはフィードバック(改善)だけだ」
というものがあります。
この言葉は私はすごく好きです。
失敗なんていうのは、ただの一つの「結果」に対して、人が意味付けしているだけの話です。
例えば受験に落ちたとしても、
その大学や会社に入らなかったことで、新しい世界に飛び込めるかもしれませんし、
新しい自分の才能を発見するかもしれません。
たとえパートナーと離婚したとしても、そこから新しい自分の希望が満ち溢れてきたり、新しい世界が広がってくるかもしれません。
つまり、
「失敗」= 「悪いこと」
ではないのです。
「失敗」 = 「今よりさらに良くなる大チャンス」
ととらえても良いでしょう。
何かうまくいかなかったときに、
「失敗した」ではなく、
「もっとうまくいくチャンスだ」
と当たり前に感じることができれば、自分の潜在意識を味方につけたも同然です。
このような思考は、深い眠りにも直結してきます。
ぜひ参考にしてください。